不動産の税務
土地を売ったら、どんな税金がどれくらいかかるだろうか
・個人が土地を売った場合、原則として、譲渡益に対して譲渡所得税(15%)・住民税(5%)がかかります。なお、この税率は平成16年度から軽減されていますが、かなり高額の税金になることが多いので、取引の前に税額を試算しておくことが必要です。
・また、土地を買った場合は、登記に要する登録免許税のほかに不動産取得税(固定資産評価額の3%)がかかります。
買い換えの特例や特別控除について知りたい
・居住用財産や事業用財産を買い換えた場合には、一定の要件のもとに、買換えの特例(課税の繰延べ)が認められています。 また、収用をうけて代替地を取得した場合も同様です。なお、居住用財産や収用などの場合は、特別控除(それぞれ3000万円、5000万円)の制度もあり、いずれか有利な方を選択できることになっています。
・これらの適用をうけるためには、さまざまな要件や必要書類の添付が要求されますので、事前に充分確認しておきましょう。