われわれ税理士の商売道具はというと、
まずは電卓パソコン

この2つはわれわれの業界に革命的な変化をもたらしました。




このどちらかがなければ、
私はおそらくこの仕事を選んでいなかったと思います。

今から30年くらい前までの会計事務所は、
多くの女性を雇って、記帳代行をやっていました。
顧問先から領収書や請求書の束を預かってきて、
振替伝票を書いて記帳して、
決算では、夜遅くまでかかってタテヨコを合わすという気が遠くなる作業です。

また税理士先生も、
もちろんその先頭に立って、自分でパチパチとそろばんをハジいていたはず。


しかし、時代は変わりました。

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私もちょっとした計算くらいは電卓を叩きますが、
けっしてヒトに自慢できるほど早くはありません。

それに集計くらいはエクセルを使えば簡単で間違いもない。

もっと時代を感じるのは、
最近はパソコンで入力するばかりで、
自分でペンを持って文字を書くということがほとんどなくなったということ。

とくに筆の遅い私は、
せいぜい自分の手帳に予定を入れたり、電話メモをとるくらいのもの・・・

だから難しい漢字はもちろんのこと、
簡単な字だって即座には出てきません。

なんだか脳みそがドンドン劣化していくようで、
情けない…(>_<)