最近の新聞を見ていると、株安と円高の話ばかり。

でも、株もやらないし外貨取引もしないという一般庶民にはあんまり関係ない話で、
せいぜいガソリンや輸入品の値段が上がったり下がったりするだけのこと。

いくら不況といっても、日本にいる限りは飢死することもなさそうだし、切り詰めたら何とか食べてはいける。

私も実はそう思っていました。


でも、ここ最近は不況の影を肌で感じるようになりました。

キタやミナミの飲食店に行っても、驚くほどお客さんが少ないのです。それも今月あたりから。新聞の統計では前年比で5%割れなどと書いてありますが、実態はもう少し悪いような気がします。

タクシー業界はさらに打撃が大きいようです。

今日はついさっきまで、ある不動産仲介業の社長と30分ほど世間話をしていました。

彼いわくは、とくに今月に入ってからというものの、不動産がまったく動かないそうです。

先週の土日は電話すら掛かってこなかったといいます。
「給料払えませんわ!」と嘆いていました。

経済はモノとお金が循環して、はじめて潤うものです。

たしかに今は、解散よりも景気対策かもしれません。